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2014年4月22日火曜日

【一日一杯】 お味噌汁習慣

私は、毎日のお味噌汁習慣を大切にしています。




大学生で東京に出てきて、一人暮らしを始めたときも、まずお味噌汁を作りつづけてました。
初めはなぜか大家族分の大きな鍋でたくさん作ってしまって、いつも大量のお味噌汁を飲んでいた記憶があります。

食の研究を進めるほどに、お味噌汁が持つ、さまざまな魅力のとりこになって、
ますますお味噌汁が大好きになりました。

お味噌は、栄養面でもすぐれているのはもちろんですが、
発酵調味料としての魅力も大変奥深いです。

でも、理屈じゃなく、心身が癒される実感があることが何よりも私がお味噌汁を愛する最大の理由です。

とにかくお味噌汁を飲むと、
体もぽかぽか温まって、
心も和み、幸せな気持ちに包まれます。

お出汁、
お味噌、
具、
トッピング・・・
たくさんのアレンジができ、
毎日、毎食いただいても、決して飽きることがありません。

出汁のこだわりや、
具として入れる季節やその時に出会うすばらしい食材を楽しむのはもちろんですが、
お味噌も千差万別です!

まだまだ日本には、すばらしい味噌蔵がたくさんあり、さまざまな生産者さんのお味噌をいただくのも私の楽しみの一つです。

でもやっぱり・・・私の一番のお気に入りは、自家製味噌。

私の大好きな北海道の大豆生産者、今城さんの有機の大豆と黒大豆をつかった
須永家の自家製味噌は、絶品です。

いろいろなところで、お味噌汁のアピールをしている私ですが、
2014年4月号の『リンネル』さんでも、
私のお味噌汁習慣について、紹介させていただいています。

「春からも、温め部」の特集で取材いただき、
私のお気に入り温め日課として、〈自家製お味噌のお味噌汁〉を紹介させていただきました。



このお味噌汁は、ちゃんと須永家の自家製味噌をつかったお味噌汁です。
さりげなく自家製ぬか漬けも写ってます。
お椀やお盆など、カラトリーも私が愛用しているものを掲載いただきました。







(文責: 日本ヒーリングフード協会 理事長 飯野晃子)

2014年4月1日火曜日

【たけのこの季節ですね】 春を告げる「若竹煮」

たけのこの柔らかさと風味、
わかめ、木の芽の香りと出汁との組み合わせが、
やさしく春の訪れと喜びを感じさせてくれる一品です。

春を告げる「若竹煮」

<材料(2人分)>

たけのこ(正味)400g
わかめ(塩蔵)50g
木の芽 適宜
昆布だし 2カップ

薄口しょうゆ 大さじ1/2
酒・みりん 各1/4カップ
塩 少々
ぬか 2/3カップくらい
赤唐辛子 1本


<作り方>

1. たけのこを下茹でし、先端部分を斜めに切り落とし、
身を傷つけないように皮にのみ浅く縦に切り目を入れる。

2. たっぷりの水に、たけのこ、ぬか、赤唐辛子を入れて火にかけ、
1~1時間半くらい茹で(竹串がすっと通るくらい)そのままおいて冷やす。

3.ぬかを洗って落とし、切り目から広げるように皮をむき、
2時間くらい水にさらす。

4.たけのこは、穂先と太い部分に切り分ける。
穂先は固い部分を切って、縦半分にする。
太い部分は、食べやすい厚さに輪切りにする。

5.わかめをよく洗い、水で戻して、食べやすく切る。

6.鍋に酒とみりんを入れて火にかけ、アルコールを飛ばしたら、
昆布だしを加え、しょうゆ、塩も加えて煮汁を作る。
たけのこを入れて、弱火で約20分煮て、そのまま冷やす。

7.盛り付ける直前に、たけのこを煮汁ごと温め、
わかめを加えてサッと煮て器に盛り、木の芽を添える。

・たけのこを下茹でするとき、火加減に注意して弱火でじっくり煮込むようにしましょう。
・わかめを「菜の花」などに変えても、彩がよく春が感じられていいですよ。


<HFポイント>

たけのこは、腸のはたらきをよくする食物繊維のほか、
むくみ解消や高血圧予防にも効果的なカリウムも豊富に含まれています。


(レシピ作成:ヒーリングフード・インストラクター 白沢千春)